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e-taxの署名メニューに第六世代の税理士用電子証明書が出現した件
最終更新日:2025年06月12日

第五世代の税理士用電子証明書が来年の3月に期限切れになります。

8月から第六世代の認証カードが届くとのことで、スムーズな移行ができればいいですね。

私の事務所では、確定申告ソフトにe-taxのソフトを使っています。使いづらい部分もあるのですが、e-taxソフトが一番更新が早く、無料なので、重宝しています。

先ほど、e-taxソフトで確定申告をして署名をしようとしたところ、認証局サービスの一覧に「日税連 税理士用電子証明書(第六世代)」が出現しました。

ただ、メッセージボックスの認証のところには第六世代は出てこないので、この取り扱いの違いにも何か意味があるのでしょう。

第六世代は、電子証明書がカードと切り離されているらしく、カードが届いた後に電子証明書の申し込みを行う必要があるようです。

オンラインで申し込みをする場合には、第五世代のカードかマイナンバーカードが必要とのことですが、第五世代のカードが来年の3月までしか使えないそうです。

来年の4月以降に申し込みをする場合には、マイナンバーカードしか使えない予定のようですが、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が期限切れになっていたり、税理士名を通称や旧姓としている場合には、マイナンバーカードを有効にする手続きや、住民票に通称や旧姓を併記する手続きが必要になるので、マイナンバーカードの制度や取り扱いについて理解しておく必要がありそうです。

電子証明書が発行された後、e-taxの電子証明書の登録を行ってやっと署名ができるようになるそうです。

予備のカードは申請できず、カードは1枚しか保有できないそうです。その代わり、破損・紛失した場合には、マイナンバーカードで代用ができるとのことですが、その場合は、e-taxの電子証明書の登録をマイナンバーカードで登録し直すような方法になるのか…少しまだ不明な点もありそうです。

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